青森から起こす 地方創生のバタフライエフェクト

牧方 咲良

Sakura Makikata


  • 合同会社MintAnd 代表
  • 弘前大学 農学生命科学部 食料資源学科 3年

#青森 #地方創生 #SDGs #大学生 #起業


https://mintand.co.jp/

https://www.instagram.com/mintand_hotate_upcycle/

https://note.com/makikatasakura

牧方 咲良

Sakura Makikata


  • 合同会社MintAnd 代表
  • 弘前大学 農学生命科学部 食料資源学科 3年

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「自分にしか出せない価値」とは何か。

大学2年の時、地元青森でホタテ貝が大量に発生していることを知りました。肥料や洗剤など一部では活用が進んでいるものの、資源としてのポテンシャルを生かしきれていないのが現状です。一方で私は、地元で生まれ育ったからこそ感じるこの土地への愛着と当事者意識を持っていました。「大企業にはできない、地元出身の学生だからこそ持てる当事者目線と行動力」。それが「自分にしか出せない価値」だと気づき、この資源を新たな形で事業に変えることで地方創生につなげられるのではないかと考え始めました。経験も人脈も皆無でしたが、僅かな可能性にかけて起業に挑戦しました。

合同会社MintAnd(ミントエンド)では、ホタテ貝殻を配合したバイオマス素材の開発を産官学連携で進めて います。ホタテは青森県の代表的な水産資源であり、その貝殻を活用した製品を全国に届けることで、手に取った人が「これは青森の貝殻からできているのか」と関心を持つきっかけをつくれると考えています。素材開発はあくまでも手段の一つであり、目的は地方創生です。この事業や私の活動を入り口として青森に興味を持つ人を増やし、活力ある社会をつくっていきたいです。将来的には青森を起点に、他地域での地方創生にも携わっていくことを目指しています。

今夏開催の「青森クエスト2026」には事務局として携わりました。本イベントは青森県出身の起業家が発起人となり、全国から多くの企業家や投資家を招いて県内事業者との交流を促すものです。県外の方々が青森の課題や可能性に触れて目を輝かせる姿を間近で見て、「この人たちと青森との接点を一過性で終わらせず、継続的な関係へと育てていくこと」が自分のやるべきことだと明確になりました。

ホタテ貝殻の素材事業と、青森クエストのようなイベント運営は、一見別々の取り組みに見えるかもしれません。しかし私の中では一貫しています。素材事業は「青森発のプロダクト」を通じて全国の人に青森を知ってもらう入り口であり、イベントは実際に青森を訪れ、体験を通じて関係性を深める場です。どちらも青森と人との接点を生み出し、関係人口を増やすための両輪です。

そして私が育てたいのが、地元への肯定感である「自己”県”肯定感」です。自己”県”肯定感が高く、ポジティブな理由で県外に出た人は、知人を地元に呼び込む傾向があります。その何気ない一言や行動が新たな関係人口を生み、さらに次の人を呼び込む連鎖になる。バタフライエフェクトのように、この連鎖が最終的に地方創生につながると確信しています。

住民が地元を誇りに思える社会をつくり、地方創生につなげる

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