長崎市長が語る プロバスケが地域にもたらす価値とは

「りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2026 IN NAGASAKI」が、1月16日から3日間、長崎市・ハピネスアリーナで開催された。期間中、長崎市長である鈴木史朗市長に話を聞いた。

Bリーグのオールスターはコンセプトに「地域創生」を掲げ、毎年各地で開催している。今回のオールスター開催、また長崎市をホームタウンとするプロバスケットボールチーム・長崎ヴェルカは、長崎にどのような価値をもたらしているのだろうか。

1つ目の価値が、経済活性化だ。今回のオールスターやシーズン中の試合が、全国各地のバスケファンが長崎を訪れ、宿泊や観光など市内で消費する機会を作っている。経済効果は、バスケの試合時だけではない。2024年に開業したハピネスアリーナは、バスケの他に相撲や体操、スケート、歌舞伎などの様々なイベントに使用されており、長崎市内外から人々が訪れる機会を作っているそうだ。

2つ目の価値が、シビックプライド(地域への誇り)の醸成だ。長崎ヴェルカはB1西地区において首位を独走している(1月25日現在)。このような強いプロスポーツチームの存在が長崎の自慢の一つとなり、長崎の人々の誇りにつながっている。

また、スポーツが子どもたちの心身の健全な発達につながるとして、長崎市はシーズン中に、長崎ヴェルカの試合に小中学生と保護者を招待する企画を行なっている。子どもたちがスポーツへの挑戦や、プロを目指すきっかけになることに期待している。

最後にオールスターについて、「期間は3日間と短いが、この機会に県外から来た方に長崎のファンになってもらいたい」と話す。また、被爆80年という節目での開催について、「スポーツを楽しむことができるという、平和の尊さを感じて欲しい」と語った。

毎年人口が5000人減少するという、全国的に見ても激しいスピードでの人口減少している長崎市。会場の活気や街でのバスケのポスターを見て、バスケが長崎への新たな入り口や魅力になっていると強く感じた。長崎もバスケも共に、さらなる盛り上がりに期待したい。

学生取材班:中島陽菜(長崎大学)

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