驚きと発見の連続、五感で体験する未来 スイスパビリオン

2025年9月、大阪・夢洲で開催中の大阪・関西万博で、私たち学生取材班は、スイスパビリオンを取材した。

スイスパビリオンのテーマは「ハイジと共に、テクノロジーの頂へ」である。スイスといえば、チーズフォンデュやチョコレートを思い浮かべる人が多いが、実は最先端技術の国でもある。同パビリオンでは、あまり知られていないスイスのもう一つの顔を世界に発信する狙いがあるという。

パビリオン内は、いくつかの展示に分かれており、スイスの大自然や文化を感じさせるデザインや体験型コンテンツが充実していた。なかでも印象的だったのは、第2展示室のシャボン玉を使ったコンテンツだ。来場者がマイクに向かって、未来への希望や理想を話すと、AIが音声を解析し、それに連動してシャボン玉が出てくる仕組みである。言葉が目にみえる形になったような光景に、多くの来場者が見入っていた。

この展示室全体に広がる心地よい香りも特徴的だ。スイスにインスピレーションを得た香水を使用しているという。この香りは訪れた人の記憶に強く残るだろう。

同パビリオンは、映像ではなく、体験重視で作られている。五感で楽しめる仕掛けを多く取り入れ、香りや音、視覚などを通じて、来場者はスイスの自然や先端技術を没入感たっぷりに楽しむことができる。スマートフォンやデジタルの画面で簡単に映像に触れられる時代だからこそ、リアルな体験にこだわったという。アルプスの景色をモチーフにした切り絵の展示では、各所にハイジが隠れているというユーモアも楽しめた。サステナブルな社会づくりや最新技術の取り組みも紹介されており、未来の暮らしを考えるきっかけになるものが多く存在していた。「ここでしかできない体験」を通して、スイスの魅力と輝く未来を感じられる特別な空間だった。エンターテイメントと夢と希望溢れるスイスパビリオン、素敵な未来を創るヒントとなるだろう。

学生取材班:鶴原巧翔(大阪国際大学)

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