ウガンダの生ごみを資源に ビジネスで国際協力

治田 颯希

Soki Haruta


  • 神戸大学国際人間科学部

#アフリカ #国際協力 #ソーシャルビジネス #環境問題


https://linktr.ee/soki.haruvaluewaste

治田 颯希

Soki Haruta


  • 神戸大学国際人間科学部

#アフリカ #国際協力 #ソーシャルビジネス #環境問題


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国際協力機構(JICA)や国連などの国際協力に憧れていた私はその現場を見たいと考え、大学1年生の時にウガンダに渡航しました。そこで、それまで憧れていた組織の支援と自分のやりたい支援が少し違うことに気づきました。

自分のやりたいのは目の前の1人の支援であり、そのためには自分自身が彼らと向き合う必要があります。それは公的機関では難しい。そう考え、ビジネスの形での国際協力を決めました。

2024年、ウガンダにあるごみ山が崩落し30人以上が亡くなる事故がありました。原因は生ごみから発生したバイオガスと言われています。金属やペットボトルなどのごみは有償回収されているのに、捨てられるしかない生ごみで人の命が奪われる現状に憤りを感じました。生ごみの行き場がごみ山しかないのならリサイクルする機会をつくろうと考え、生ごみを資源として活用する事業を始めました。

ウガンダの首都カンパラで発生する生ごみに価値を与える活動をしています。スラムで発生した生ごみを現地のひとびとと「たい肥」にすることで、それまで捨てられていた生ごみを資源として活用しています。

ウガンダへの渡航後、課題感を持ったごみ問題に対する活動をしたいと考えました。そこで友人にフィジーでごみ問題解決に取り組んでいる方を紹介してもらい、2024年8月にその方が運営されるプログラムに参加しました。10日間のプログラムだったのですが、ラウトカ市のフードコートから発生した生ごみの分別回収をしました。

また、2025年2月にはフィジーに再度渡航し、たい肥の販売を現地の人としました。たい肥がビジネスとして成り立つことが分かるとともに、生ごみが価値をもって循環することを実感しました。

その後、生ごみのリサイクルをビジネスとして成り立たせようと考え、ウガンダで生ごみコンポストからビジネスを作ることにしました。ウガンダやフィジーでは現地の人と一緒にやることを意識しました。生ごみが資源であることを押し付けるのではなく、現地の人の提案ももらいながら一緒に活動しました。

将来的にはごみとされているすべてのものが資源として循環する社会をつくりたいと考えています。ウガンダではペットボトルや金属などのリサイクル施設のあるごみは有償回収されており、ごみが資源として経済の中に組み込まれる仕組みができています。あとはその資源の種類を増やすだけ。生ごみや衣類ごみ、プラスチックバックなどいまだにリサイクルされていないごみはたくさんあります。それぞれに適切な行き先を設けることで、価値を与えていきたいと考えています。

ウガンダから始めるこのビジネスを東アフリカに拡大し、ごみがごみとして捨てられない、すべて活用される社会を作っていきたいと考えています。

価値のないものに価値が与えられる社会

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