長野 芽依
Nagano Mei
- 同志社大学
- 学生団体Imakuri Project 創業者
#想像を創造する #早く大人になりたいと思える社会へ #教育


長野 芽依
Nagano Mei
- 同志社大学
- 学生団体Imakuri Project 創業者
#想像を創造する #早く大人になりたいと思える社会へ #教育

皆さんは、自分が生み出せる価値についてどのように捉えていますか。
21歳の私が生み出せる価値は「より良い未来に向かって失敗を恐れず行動すること」です。1人の行動で世の中は変わりません。しかし、誰も行動を起こさなければ世の中が変わる可能性は0%です。1人の熱量から伝播し、日本をもっと挑戦で溢れる社会にしたいと考えています。
しかし、現状の日本は挑戦する国かと言われるとそうではないと思います。経済産業省の未来人材ビジョンによると、日本の18歳が「自分で国や社会を変えられると思う」と回答した割合は、なんと18%でした。資源にあまり恵まれない日本で、最大の資本とは何でしょうか。私は「人」だと思います。未来を担う若者がこのような意識しか持てていないという事実は、日本の社会課題だと考えています。
この世の中はいまだ沢山の社会課題で溢れています。一番の社会課題は「当事者意識の不足」だと考えます。「誰かがやってくれる」というような他人任せな気持ちがまん延していることが社会課題を根深いものにしています。「誰もやらないなら私がやる」「こんなものあったら良いな、ないなら作る」そんな挑戦で溢れる社会を作りたいです。


「社会課題解決へ挑戦する人を増やしたい」という思いの下、課題解決型学習(PBL)のプログラムを作っています。
具体的なプログラムの内容は以下の通りです。 教室の中に、プロジェクションマッピングでアニメーション映像を投影します。 その映像の中では、社会課題を連想させる事象が幾つか再現されており、生徒たちは、映像が投影された教室を散策し、課題を発見します。 生徒たちは、見つけた社会課題の解決方法として、解決道具をプログラミングと工作で作ります。
「自分で社会課題を解決出来る」という感覚を持ってもらい、 プログラミングを「何となく必要そうだから」ではなく「社会課題解決や自分が作りたい世界に必要な手段として」学んでもらうことを目的としています。 プログラミング教材を手がけるAVAD(アバド)からご提供いただいたSPACEBLOCKというプログラミングソフトを用いています。


万博では、大人が本気で社会課題に挑む姿を見られることにワクワクしています。
子どもは大人の姿をよく見ていますし、大人の本気の姿は、私たち若者にも響くものがあります。 年代や国境を超えて共創の芽が芽生え、「より良い未来への一歩」となるような機会を期待しています。
想像を創造できる社会へ