子どもだからできた社会貢献 シリアの子どもに救援物資

森 孟子

Mone Mori


  • 西大和学園高等学校39期
  • Make People Smile代表

#中高生ボランティア #子どもによる子ども支援 #災害被災地支援 #国際交流


https://www.instagram.com/mps.0214?igsh=MXJpb3JicHc2MzBrNg==

森 孟子

Mone Mori


  • 西大和学園高等学校39期
  • Make People Smile代表

#中高生ボランティア #子どもによる子ども支援 #災害被災地支援 #国際交流


https://www.instagram.com/mps.0214?igsh=MXJpb3JicHc2MzBrNg==

「子ども」というと、社会的には「大人が守らねばならない、未熟で弱いもの」というのが一般的な見方です。

でも子どもとは本当にそんな無力な存在なのでしょうか?

私はそうは思いません。何も背負っていない子どもゆえの、モノを見る目の純粋さ。無知で怖いもの知らずゆえの行動力。子どもだから出来ること、子どもにしか果たせない役割というのも絶対にあるはずです。

2023年2月、中学2年の終わりに、トルコ・シリア地震の被災地の子ども支援のために、学校の友人とボランティアチームMake People Smile (通称 MPS)を立ち上げました。「子どもから子どもへ」をコンセプトに、政治的な理由で国際支援の行き届いていないシリアに狙いを定め、企業に寄付を募り、数か月で30社から、段ボールで400箱余りの子供向け救援物資を提供してもらいました。

経済制裁下にある国への輸送は予想以上に困難で、準備に半年かかりましたが、今年3月の中学卒業式の翌日、ついに物資を積んだ船を見送ることが出来ました。

——こうしてまとめると簡単ですが、実際は、最初から常に綱渡り状態。行き詰るたび、周囲から「もうあきらめろ」と諭されました。しかし、そこを踏ん張っていると、いつもギリギリの所で、思いもよらぬ味方が現れ、背中を押してくれました。そんな厚意のリレーで、MPSの無謀な挑戦は現実のものとなりました。

皆さんが何の見返りもなく助けて下さったのは、見識ある大人なら気持ちがあってもあきらめる所を、「正しい」と信じてがむしゃらに突き進む、中学生の拙い真っ直ぐさへの共感があったからだと思います。

この一年の活動を通じて私は社会の厳しさと、同じくらい温かさを知り、先へ進む勇気を得ました。MPSは今後も、子どもならではの自由な心で、社会に働きかけていきます。そうして、全ての人を笑顔にする、Make People Smileの精神を貫いていきます。

万博では、2025年の今もあらゆる壁を越えた国際交流があり得るのだと、子どもたちに見せてほしいです。

子どもならではの自由な心で、社会に働きかけていきます!

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