小学生に「キャリア教育」を 自分の将来をみつめる契機に

阿部 慶汰

Keita Abe


  • 西大和学園高等学校1年生

#キャリア教育 #児童教育 #西大和 #高校生 #寮生

阿部 慶汰

Keita Abe


  • 西大和学園高等学校1年生

#キャリア教育 #児童教育 #西大和 #高校生 #寮生

僕は教育分野に興味があり、いろいろと調べるなかで驚くべき事実を知りました。それは「自分の同世代では将来を悲観している人が多い」ということです。これをみて、この問題を解決したいと強く思いました。

なぜ幸せを感じることができないのか考えたところ、「日本の小学生は自分の将来について考える機会が圧倒的に少ない」ことが原因ではないかという結論に至りました。そこで、もっと小学生に自分のキャリアのことを考えてほしいと感じ、「小学校高学年にキャリア教育を」ということをモットーにビジネスプランを作ることにしました。小学校高学年を対象にするのは、理解力と好奇心のバランスがよいと考えたからです。

このプランでは、子どもたちの内発的動機付けを目的にしたキャリア教育プログラムを考えています。ワークショップを開いて、世界の最前線を走っているビジネスパーソンに自身のキャリアを話してもらいます。

このビジネスプランを第7回日経ソーシャルビジネスコンテストに提出した結果、ファイナリストになり、様々な方からご意見を頂きました。その意見の中で圧倒的に多かったのが「このビジネスには継続性がないところが問題である」という事業化にあたっての課題についてでした。現在、継続性のある事業にするために様々活動していますが、課題になっているのが「先生」と「生徒」をどうやって募集するかです。読んでくださってる人の中で何か良い意見があれば教えてください。

昨秋にアメリカに行った際のある日系企業の方の発言が僕の心に残っています。「日本は過去ばかり見ていて、未来を見ていない」。その方の発言は就職についてでしたが、教育という分野でも変わりないと思っており、「未来を本気で考えられる教育」を作っていくことが僕たちに与えられた使命だと考えています。

今回の万博が、多くの子どもに未来に希望を感じるきっかけになってほしいと思っています。

日本の小学生に”キャリア教育”を!

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