飯塚 遼馬
Ryoma Iizuka
- 立命館大学 政策科学部2年
- 一般社団法人ハッシャダイソーシャル インターン
- MONOSASHI ディレクター
- inochi WAKAZO Project WAKAZO 2022 代表
#project:ZENKAI #18歳の成人式 #難病 #死生観 #暇と退屈
飯塚 遼馬
Ryoma Iizuka
- 立命館大学 政策科学部2年
- 一般社団法人ハッシャダイソーシャル インターン
- MONOSASHI ディレクター
- inochi WAKAZO Project WAKAZO 2022 代表
#project:ZENKAI #18歳の成人式 #難病 #死生観 #暇と退屈
僕には死ぬかもしれないと思った実体験があります。
僕は高校2年生の頃に炎症性腸疾患という難病を発症しました。症状がピークに達した時に、自宅で倒れ緊急入院、緊急手術で生死を彷徨うような状況でした。だからこそ生きているということは当たり前のことではないということを、ほんのちょっぴりわかっているような気がしています。
死というのは、現代社会の中でタブー視されています。しかし、色々な物事には締め切りが存在するように、いのちの締め切りである「死」を意識することは、いのちのありがたさに気づき、「今」を大切に生きていく一つのきっかけになるのではないかと思っています。
「LAST WORDS(ラストワーズ)」という活動をしています。「あなたが人生の最後に残したい言葉はなんですか?」という問いを投げかけることで、死生観を考えるきっかけを届ける活動です。世界40カ国700以上のラストワーズが集まっています。また2023年11月には、京都の清浄華院にて、死生観のワークショップを実施し、今を大切に生きるために死という切り口の可能性を探っています。
2025年。大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。
多くの人たちは、いのちを輝かせるためにはどうしたらいいかを考えているように思います。しかし、冷静に考えてみると、そもそも私たちはその土台である、いのちについてよく知らないのではないでしょうか。
今一度立ち止まり、いのちとは何か。生きるとは何か。死ぬとは何か。そこに向き合った先にそれらをどう輝かせるかというヒントが眠っていると思います。日常が絶えずやってくる現代社会の中で、今その瞬間を大切にするために、今一度死生観に向き合う場所に大阪・関西万博がなることを期待し、その一員として、これからも頑張ってきたいです。
生と死の間(あわい)を体感できる取り組みを生み出したい!!