
法政大学
現代福祉学部佐野ゼミ×スポーツ健康学部吉田ゼミ
#アジア #国際協力 #SDGs #アップサイクル #スポーツ #障害インクルーシブ

法政大学
現代福祉学部佐野ゼミ×スポーツ健康学部吉田ゼミ
#アジア #国際協力 #SDGs #アップサイクル #スポーツ #障害インクルーシブ

Inclusive Sports Project(インクルーシブ・スポーツ・プロジェクト)は、法政大学現代福祉学部佐野ゼミとスポーツ健康学部吉田ゼミの学生が主体となり、アジア諸国においてスポーツを通じた健常者と障害者の国際交流を創出するプロジェクトです。
活動の背景には、本学多摩キャンパス内で年間約50足発生する廃棄予定のスポーツシューズと、アジア諸国が抱える貧困による物資不足という2つの課題があります。


2019年以降、カンボジア、マレーシア、ネパール、フィリピンで活動を展開し、対象地域に合わせたスポーツ種目の選定や寄贈先の工夫を通じて、活動の持続可能性を追求してきました。具体的には、スポーツシューズの寄贈とイベントの企画を組み合わせることで、資源の有効活用と障害の有無を超えた国際交流の実現に貢献しています。
2024年から2025年にかけては、フィリピンのデ・ラサール大学セントベニルデ校と協働で活動を実施しました。今回は、特に聴覚障害のある方々とのバレーボールなどのボールゲームに焦点を当てました。手話やジェスチャー、文字によるコミュニケーションに不慣れなことから、当初は困難もありましたが、それを乗り越えた非常に達成感のある成果を得ることができました。
私たちは、大阪・関西万博において、これまでの活動で得た反省点や課題をいかに改善してきたか、そして学生がスポーツを通じて障害や文化などの壁をどのように乗り越え、活動してきたかを発表しました。



この活動を一時的なものとせず、長く持続させていくことこそが、未来に向けた私たちの責務だと考えます。これまでの4カ国での活動で得られた具体的な課題や貴重な知見は、次の段階へ進むための大きな財産です。
今後は、後輩たちがこれらの経験を最大限に生かし、活動をさらに発展的な形で継承してくれることを強く期待しています。障害と環境に配慮したスポーツ活動が、より豊かな未来を創造する確かなきっかけとなることを願ってやみません。そのため、後輩たちの挑戦に対する支援は惜しみなく提供します。
法政大学 現代福祉学部佐野ゼミ×スポーツ健康学部吉田ゼミ
代表者名:萩原那波、小松美結、直井鼓晴、森田元気、内藤優太
nanami.hagiwara.8v@stu.hosei.ac.jp
本学で廃棄予定であったスポーツ用品をアジアの国・地域で有効活用し、環境への配慮と障害者と健常者の持続可能なコミュニティづくりを目指す取り組みです。現代福祉学部佐野ゼミ(障害インクルーシブな国際協力・開発)とスポーツ健康学部吉田ゼミ(スポーツマネジメント)が連携し、使用可能なスポーツ用品の寄贈や、障害の有無に関わらず誰もが楽しめるインクルーシブスポーツイベントを企画・開催しています。
