学生団体Flagship(フラッグシップ)は「世界に通用する人材を育てる」というミッションを掲げ、「探究学習で日本一」のイベントを作ることを目指す団体です。
イベントの軸である探究学習は、複雑化する社会において考える力を育てるため、その重要性を増しています。しかし指導できる人材の不足により、探究学習の手法を学べず、その発表機会も不足しています。そのため、当団体では全国の高校生を対象に、大阪大学大学院国際公共政策研究科と連携し探究活動の質を高めることを目的とした2つの事業を行っています。
私たちは大阪大学大学院国際公共政策研究科が主催する「Future Global Leaders Camp(FGLC)」と「待兼山会議(国際公共政策コンファレンス)」の運営を担っています。
どちらも国際問題を扱っており、FGLCは3日間で研究の手法を学び、グループで研究を作り上げるイベント、待兼山会議は探究活動の成果を発表するイベントです。研究の手法を学ぶ過程とその成果を発信する過程を相補的に機能させることで、高校生の論理的思考力などの効果的な向上を目指しています。また両イベントでは、自身の研究発表に対し大学の教授陣によりレベルの高い質問や指摘がなされるため、高校生が大学での学びを体感する機会となっています。
私たちは、これらのイベントに参加した高校生が、社会課題を解決していくために必要な国際的視点を養い、答えのない問いに向けて正しいプロセスで考え抜くスキルを身に着けられると考えています。そのようなグローバル人材を増やすべく、まずは1人でも多くの高校生にイベントが届くよう、現在は特にイベント広報や外部での活動に力を入れて活動しています。
大阪・関西万博では、これまでの経験やスキルを活かし、深い学びを提供できる場を作り上げる計画を進めています。またこの場でより幅広く私たちの活動を知ってもらい、目標の実現に近づけるよう、これからも歩みを進めていきます。
大阪大学学生団体Flagship
代表:鳴海 真央 (大阪大学)