【特集】テーマウィークを振り返る 対話こそ万博のレガシー

大盛況のうちにフィナーレを迎えた大阪・関西万博ではパビリオン出展に加え、地球規模の課題解決に向けて世界各国が対話を通じて「いのち輝く未来社会」の創造を目指すテーマウィークが設定された。2025年4月の万博開幕1周年を機に、会場運営やパビリオンのプロデュース、出展者・登壇者の支援に携わった関係者らが集まり、テーマウィークの理念を継承していくことの重要性について語り合った。

閉幕後も活動を継続

石川 大阪・関西万博の閉幕から半年、開幕からは1年がたちました。遠い昔のように感じますが、とにかく成功して良かったです。成功の要因で重要なのは、来場者の方々を含め皆さんが自分事として関わり、盛り上げてくださったこと。本当に感謝しています。

玉川 会場はもちろん、大阪の街も盛り上がっていましたね。大阪の企業を対象にした閉幕後のアンケートでは、「成功だった」という回答が9割以上でした。

佐久間 私も石川さんと同じで、遠い過去の夢というか、不思議な感じがします。ただ、「自身の意思で2020年の未来を選び形作っていく」という私のプロジェクトは万博で始まったので、閉幕後も継続して進行中です。

石川 大阪・関西万博の閉幕から半年、開幕からは1年がたちました。遠い昔のように感じますが、とにかく成功して良かったです。成功の要因で重要なのは、来場者の方々を含め皆さんが自分事として関わり、盛り上げてくださったこと。本当に感謝しています。

玉川 会場はもちろん、大阪の街も盛り上がっていましたね。大阪の企業を対象にした閉幕後のアンケートでは、「成功だった」という回答が9割以上でした。

佐久間 私も石川さんと同じで、遠い過去の夢というか、不思議な感じがします。ただ、「自身の意思で2020年の未来を選び形作っていく」という私のプロジェクトは万博で始まったので、閉幕後も継続して進行中です。

中島 閉幕後も続いている感覚は本当によく分かります。私は、奇跡的で夢のような場だった万博を単に回顧するだけでなく、またそういう場をつくろうと、いろいろなイベントを開いているところです。場をつくって集まると、楽しいだけでなく新しい気づきや発見、つながりが生まれますから。

玉川 振り返って終わりではなく、閉幕後も活動を継続するといった考え方や行動は、今回の万博がもたらした素晴らしい成果ではないでしょうか。やはり、大きな軸の一つとなったテーマウィークという取り組みによるところが大きいと思っています。

中島 閉幕後も続いている感覚は本当によく分かります。私は、奇跡的で夢のような場だった万博を単に回顧するだけでなく、またそういう場をつくろうと、いろいろなイベントを開いているところです。場をつくって集まると、楽しいだけでなく新しい気づきや発見、つながりが生まれますから。

玉川 振り返って終わりではなく、閉幕後も活動を継続するといった考え方や行動は、今回の万博がもたらした素晴らしい成果ではないでしょうか。やはり、大きな軸の一つとなったテーマウィークという取り組みによるところが大きいと思っています。

石川 私は、ドバイ万博でテーマウィークに出合い大きな衝撃と感動を覚えました。旧来の万博は出展者のメッセージを来場者が受け止める単方向でしたが、テーマウィークは双方向の対話です。対話を通じて、地球的規模の課題解決を目指す。これは、万博が170年の時をかけてたどり着いた一つの到達点だといっても過言ではないと考えています。

理念を継承し未来へ

石川 分断や対立が深まる現代社会において、テーマウィークで多くの対話が繰り広げられたことは、大きな意義がありました。様々な課題を解決するには対話以外にないんだというメッセージが、しっかり示されたと思っています。同時に、それを継承・継続していくことの大切さをかみしめているところです。皆さんはテーマウィークの取り組みで何を思い、何を感じ、どう継承していこうと考えているのでしょうか?

中島 万博は世界中の多様な人たちが集まる場。それだけでも大きな意義や価値がありますが、今回は集まった人みんなでつくるというところまでさらに踏み込んだ万博だったと思います。その中で私は、「協奏する」つまり協力して奏でることを大切にしました。その場に存在する人たちが、一期一会で重なり合って生み出す音楽のように対話ができればいいなと。その結果、何事にも代えがたい半年間を経験できたので、次の一歩も自信をもって踏み出せています。対話やセッションには、それだけの力があるんです。

石川 分断や対立が深まる現代社会において、テーマウィークで多くの対話が繰り広げられたことは、大きな意義がありました。様々な課題を解決するには対話以外にないんだというメッセージが、しっかり示されたと思っています。同時に、それを継承・継続していくことの大切さをかみしめているところです。皆さんはテーマウィークの取り組みで何を思い、何を感じ、どう継承していこうと考えているのでしょうか?

中島 万博は世界中の多様な人たちが集まる場。それだけでも大きな意義や価値がありますが、今回は集まった人みんなでつくるというところまでさらに踏み込んだ万博だったと思います。その中で私は、「協奏する」つまり協力して奏でることを大切にしました。その場に存在する人たちが、一期一会で重なり合って生み出す音楽のように対話ができればいいなと。その結果、何事にも代えがたい半年間を経験できたので、次の一歩も自信をもって踏み出せています。対話やセッションには、それだけの力があるんです。

佐久間 私はテーマウィークで25のプログラムに携わりました。世界中から集まった多くの方々とお会いして対話を重ねる中で、様々な学びを得ましたね。自身で未来の世界を選んでつくろうとしていくことが、本当に世界を変える一歩だということを具体的に実感できました。また、対話をしたいのにできないケースがあることも含め、対話による課題解決の可能性について気づけたことは大きかったです。そうした学びや気づきを、今後の研究に生かしていきたいと思っています。

玉川 私たちは、中小企業の出展をはじめ、佐久間さんが中心となって活動するグループなどに、支援を行ってきました。その中で感銘を受けたのは、利益や名声のためではなく社会的な使命感を持った方々が、地球的課題解決に向け今までとは違うアプローチも含めて対話していたことです。地球的課題というと、成長と相反する制約要件のように思われがちですが、実はチャンスでもあり、イノベーションや新しい世界観が生まれるきっかけにもなります。今後も、課題解決への取り組みを支援していきたいです。

佐久間 私はテーマウィークで25のプログラムに携わりました。世界中から集まった多くの方々とお会いして対話を重ねる中で、様々な学びを得ましたね。自身で未来の世界を選んでつくろうとしていくことが、本当に世界を変える一歩だということを具体的に実感できました。また、対話をしたいのにできないケースがあることも含め、対話による課題解決の可能性について気づけたことは大きかったです。そうした学びや気づきを、今後の研究に生かしていきたいと思っています。

玉川 私たちは、中小企業の出展をはじめ、佐久間さんが中心となって活動するグループなどに、支援を行ってきました。その中で感銘を受けたのは、利益や名声のためではなく社会的な使命感を持った方々が、地球的課題解決に向け今までとは違うアプローチも含めて対話していたことです。地球的課題というと、成長と相反する制約要件のように思われがちですが、実はチャンスでもあり、イノベーションや新しい世界観が生まれるきっかけにもなります。今後も、課題解決への取り組みを支援していきたいです。

石川 〝万博ロス〟の今、私の願いは1つ。テーマウィークの理念が継承され、その理念の下で課題解決に向けた対話が未来へ続けられていくことです。それこそが、万博開催の大きな成果であり、一番のレガシーだと思っています。会場で体験された方はもちろん、そうでない方も、ポスト万博のテーマウィーク活動にご注目ください。

テーマウィークのガイドブックやレポートを下記よりご覧いただけます。

https://www.expo2025.or.jp/expo-archive/theme-weeks/guidebook/

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