【特集】万博の学びを、未来の自分へ

 2025年大阪・関西万博開幕が近づき、万博が描く未来社会に関心が高まる。そこで今回、万博やSDGsに関心をもつ若いZ世代を代表して、関西学院大学4年生で学内団体SDGsキャンパスサポーターの坂井瑞希氏、関西大学2年生で関大万博部所属の西山美里氏、京都成章高等学校3年生で起業家でもある今井智紀氏に集まっていただき、期待や希望、意見や提案など、万博へのリアルな思いを語ってもらった。

 2025年大阪・関西万博開幕が近づき、万博が描く未来社会に関心が高まる。そこで今回、万博やSDGsに関心をもつ若いZ世代を代表して、関西学院大学4年生で学内団体SDGsキャンパスサポーターの坂井瑞希氏、関西大学2年生で関大万博部所属の西山美里氏、京都成章高等学校3年生で起業家でもある今井智紀氏に集まっていただき、期待や希望、意見や提案など、万博へのリアルな思いを語ってもらった。

まずは知ること

西山

私は、岡本太郎さんと太陽の塔が大好きで、1970年大阪万博の関連本などを愛読する万博女子です。大学では関大万博部に入部。万博会場では言語の壁が生まれると想定して、絵文字だけでコミュニケーションできる仕組みを考える絵文字ケーションプロジェクトなど、様々な取り組みに参加しています。

坂井

すごい……。私は学内外でSDGsの普及や実践に取り組む学生団体、SDGsキャンパスサポーターの一員として活動してきましたが、万博についてほとんど何も知らなかったんです。9月の日経EXPOフォーラムに参加して初めて万博について深く知り、万博と自分たちの活動に共通点が多いことに気付きました。

今井

代表を務める会社や学生活動コンソーシアムで、学生起業の支援活動を行っています。僕も万博のことをあまり知りませんでしたが、日経EXPOフォーラムに出展させてもらい、万博を分かってきた気がしています。僕らの世代には、同じような感覚の人が多いと思うので、万博のリアルな情報をもっと発信してほしいですね。

「関わる」のワクワク

今井

西山さんやフォーラムで出会った人たちなど、開催前から万博と積極的にコミットしているのを見ると、とても刺激を受けます。企業や団体、国内外の来場者の方たちと、会社やコンソーシアムなど自分が持っているリソースを生かしてコミットしたいとワクワクしてきました。

坂井

本当に刺激を受けますよね。ちょっと悔しい思いもあったり。私が大学に入学したばかりの時もそうだったのですが、「明確な夢や目標はないけど何かやりたい」という大学生って、すごく多いと思うんです。万博は、国内外からさまざまな人たちが集まる場。そこで人と繋がっていろいろなことを知って、自分の夢や目標などキラキラしたものをゲットする。そんな喜びを、ぜひ後輩たちにも体験させてあげたいと思っています。

西山

キラキラしたものをゲットする体験って、素敵ですね。私は、部の活動で多くの人を巻き込んで、大阪から日本、世界に盛り上がりの輪を広げていきたいです。そして、私自身が建築学科で将来は建築家を目指しているので、会場のパビリオンを見て回って、国内外で活躍する方々の建築を学びたいと思っています。

体験しないともったいない

今井

万博で学ぶっていいですね。万博での体験がその時点では“点”だとしても、後で振り返ると“線”になると思います。同世代の皆さんも、将来の“線”に繋がる多くの“点”を万博の場で見つけてほしいです。

西山

私は特に、周りの人たちと万博に対する思いの温度差を感じることが多くて……。万博へのワクワク感を、身近な同世代の人たちと一緒に共有したいです。

坂井

今までの活動を振り返ると、遊びの中で多くのことを学んできた気がします。だから、万博という大イベントを体験せず放っておくなんてもったいない。構えず遊び尽くして楽しむのが一番でしょう。そのためにも、Z世代が万博に対して意見提案できるようなSNSなどがあれば、嬉しいですよね。

※本記事は日本経済新聞朝刊に掲載されたものを引用しています。

日経未来レポート

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