上田 啓瑚
Keigo Kamida
- 筑波大学大学院理工情報生命学術院博士課程3年
- 一般社団法人BOSAI Edulab理事長
- 国立研究開発法人防災科学技術研究所特別研究員
#防災教育 #大学発ベンチャー #被災地支援 #探究学習 #SDGs


上田 啓瑚
Keigo Kamida
- 筑波大学大学院理工情報生命学術院博士課程3年
- 一般社団法人BOSAI Edulab理事長
- 国立研究開発法人防災科学技術研究所特別研究員
#防災教育 #大学発ベンチャー #被災地支援 #探究学習 #SDGs

日本では毎年のように全国各地で災害が発生し、大規模災害で何度も被害を受けてきました。
私は、これまでに静岡大学の藤井基貴研究室と慶應義塾大学の大木聖子研究室で培ってきた防災教育に関する知見を全国に広げ、防災に主体的に行動できる人々、社会を育成し、災害で被害に会う人を少しでも減らすため、静岡大学発ベンチャーとして、2022年に一般社団法人BOSAI Edulab(ボウサイエデュラボ)を立ち上げました。

若い世代の防災への関心を高めるにはどうすればよいか。
そこで、高校生と大学生が連携する「BOSAIユースアンバサダープログラム」に取り組んでいます。大学生が高校生に防災の知識を伝え、高校生が地域での防災イベントやお祭りなどでの防災講座を企画・実施します。静岡県や愛知県などの高校で導入が進みつつあります。

また、大学生の災害ボランティア活動を応援するため、交通費や宿代、ボランティアや防災に関する知識を提供する「ユース災害ボランティア基金」に取り組んでいます。本基金は2024年の能登半島地震を契機に始動し、同年度には全国からのべ288名の学生が同基金主催の災害ボランティアに参加し、能登半島に若者の力を届けました。


今後、全国で発生する災害に対応し、一人でも多くの若者が被災地を訪れ、被災地を知り、被災地の一刻も早い復旧復興を支えられたらと思います。そして、若い世代を巻き込んだ楽しく学ぶ防災教育を全国に広げ、次世代の防災人材を各地に育成し、地域で支え合える社会を作っていけたらと思います。
万博を通して、世界の人とコミュニケーションし、日本でこれまで培ったBOSAI文化を世界へ広げていけたらと思います。
世代を超えたBOSAIを。日本から世界へ。
