2月14〜16日、「日経SDGsフェス大阪関西ー2025年大阪・関西万博に向けてー」が開催された。学生の立場で参加した私が、その模様をレポートする。
日経SDGsフェスの開催概要は下記の通りだ。
大阪・関西万博開催まであと1年。「いのち輝く未来社会のデザイン」真の実現のために、わたしたちが次の世代にできること。さまざまな社会課題の解決に向けて、自治体・企業・大学・団体などがともに議論し、歩みを進める3日間です。
会場には多くの自治体・企業・大学・団体に所属する大人の他に、大学生を中心とした若者の姿も多くあった。見る、聞くだけにとどまらず、出展ブースには万博に向けて主体的に取り組みを行う学生団体も参加していた。
同じ若者として、次の世代の当事者意識を持って、自分たちの関心ごとをまっすぐと大人たちにぶつける姿勢、何よりこの万博をより良い機会にしていきたいという想いが伝わってきた。
イベントでは、日経の大阪・関西万博準備室による2024年度の事業説明会も開催され、大学生を中心に21団体47名が参加した。
説明会の中では、日本経済新聞社の新しい取り組みとして、ウェブサイト「NIKKEI未来社会共創ENGINE」を立ち上げたことを発表した。
万博関連企業がZ世代の若者に向けて情報発信する機会を提供する一方、学生自身の取り組みや想いを発信する場だ。万博を起点とし、Z世代と企業・ビジネスパーソンが交流するきっかけにしたいという。
参加している学生も目の色を変えて、興味津々で話を聞いていた。ここからさらなるコラボが生まれる予感がして、ワクワクが止まらない。
説明会の後は懇談会という形で、自治体・企業・大学・団体・若者が一堂に集まり、情報交換や意見交換をする機会が設けられた。
来場していた学生からは「学生との関わりを持とうとしてくれる企業さんが多くて嬉しい」といった声や、「自分が頑張ろうと思った時に、それを発信していける場所があるのがありがたい」などといった意見があった。産官学”若”で繋がる機会の重要性とその価値を再認識したイベントだった。
日経SDGsフェス大阪関西ー2025年大阪・関西万博に向けてー
https://project.nikkeibp.co.jp/event/sdgs2024/02/
NIKKEI未来社会共創ENGINE
https://expo2025.nikkei.co.jp/
学生取材班:飯塚遼馬(立命館大学2年)